法人カードで仕事以外の支払いをするとどうなるか

法人カードは経費以外の支払いもできてしまう

法人カードの機能は普通のクレジットカードと同じですので、仕事以外の支払いにも使えます。

 

法人カードで夕飯の食材を買ったらどうなるか?

こたとえば5,000円の食材を法人カードで買った場合、法人が社長個人に5,000円を貸したことになります。(社長から見るとお金を借りた状態)

「法人(自分の会社)」→5,000円貸す→「社長個人」

法人は貸したお金に利息もつけなければいけません、借りた社長は返さなければいけません。すぐに問題が起きるわけではありませんが。あまり良い状態でもないです。

 

こうならないためには

シンプルに法人カードは経費だけ使うようにしましょう。

 

それでも仕事用と私用を同時に買う場合

法人カードは経費だけと書きましたが、ホームセンターで買い物をする場合など、こんなことが起こります。

  1. 仕事用のコピー用紙を法人カードで買う
  2. もう一度レジに並んで自宅用の洗剤を現金や私用カードで買う

 

良い方法ですが、少々面倒なのも事実です。

 

そこで、次の方法をおすすめしています。

  1. 現金or私用カードでまとめて買う
  2. レシートの仕事用部分に、わかるようマークやメモをする

まとめて買う場合は「法人カードではなく現金or私用(個人)カード」というのがコツです。

 

この場合、社長個人が法人に対して経費のお金を立替えた(=お金を貸した)となり、後で法人口座からお金を引出して精算できます。