あなたが事業を続ける限り、税理士とは永い付き合いになります。
もしいま税理士を検討しているのであれば、一度お電話かメールでご相談下さい。
しつこい営業はしません、私自身が営業の仕事をしていましたので勧誘されると嫌なのが良くわかっています。
法人を設立するのに資本金が少なてくも大丈夫でしょうか?
私個人の考えですが、少額でも大丈夫です。
具体的には1万円~10万円位です。
※業種によっては許認可や取引先の関係でもっと多くの資本金が必要な場合もあります。
それは、設立してすぐの不安定な時期に社長個人の生活を安定させるためです。
これだけですとわかりづらいので具体例で見てみます。
AさんがWEB関係の法人を設立しました。
手持ち資金は200万円、これを全額資本金にした場合と一部資本金にした場合。
Aさんの手持ち資金200万円を全て資本金にした場合
この場合、Aさんの所持金が0で生活が成り立ちません。
設立してすぐ事業が軌道に乗ればいいのですが、そうもいかない場合は個人の生活は貯金を切り崩すことになるからです。
では法人口座に入っている200万円を引き出せばいいのでは?となりますね。
しかし、資本金を事業目的以外で引き出すと少し面倒なことになります。
詳しくは関連記事を御覧ください。
では10万円だけ資本金にした場合はどうでしょうか?
この場合、例えば生活費が30万円であれば半年は何とかなります。
10万円だと法人の経費を支払えない場合など、社長個人が法人にお金を貸すという方法もできます。
貸せば個人の資金が減りますが、資本金と違っていつでも法人から個人に返してもらえます。
法人を設立してすぐは事業も不安定かも知れませんが、それでも個人の生活にはお金がかかります。
資本金を少なくすることで、法人と社長個人のお金のやりとりを簡単にする。これが資本金が少なくても大丈夫な理由です。
もっと詳しく聞きたい、他に相談したいことがあるという方はお気軽にご連絡下さい。