決算だけ税理士に頼むのは得?「丸投げ」との費用と手間を比較

群馬県前橋市、高崎市で小規模事業者様の税務・会計まるっと代行を手掛ける、税理士の清水一臣です。
「毎月の顧問料は節約したい…」
「日々の経理は自分で(会計ソフトで)やってみて、最後の『決算申告』だけを税理士に安く頼めないだろうか?」
前橋市・高崎市で事業をされている社長様から、このようなご相談をいただくことがあります。
毎月の固定費を抑えたいというお気持ちは、経営者として当然のことだと思います。
しかし、その「決算だけ」という選択が、社長様が思っているよりも「節約」にならず、かえって「本業」の時間を圧迫してしまう可能性があることを、ご存知でしょうか。
この記事は、私を売り込むつもりではありません。 誰でもいいので、社長様が相性の合う税理士を見つけ、空いた時間を本業に集中していただく ために、知っておいていただきたい「2つの誤解」についてお話しします。
目次
「決算だけ税理士に頼む」…そのお気持ち、よく分かります
「毎月の顧問料を節約したい」とお考えではありませんか?
「決算だけ」を検討される一番の理由は、やはり「毎月の顧問料」を節約したい、ということだと思います。
「日々の経理は自分でやるから、税理士とのやり取りは年に1回の決算だけでいい。その方が安くなるはずだ」
そう考えるのは、とても自然なことです。
しかし、その選択は「2つの誤解」を含んでいるかもしれません
そのお考えには、料金面と手間(時間)の面で、2つの大きな誤解が含まれている可能性があります。
1. 「決算だけ」の料金は、本当に「安い」のか?
2. そもそも「法人の決算」につながる日々の経理は、ご自身でできるのか?
誤解1「決算だけ」の料金は本当に「安い」のでしょうか?

税理士は「1年分」の作業を遡って行う必要があります
まず料金面です。
「決算だけ」のご依頼というと、決算申告書の作成(2~3日の作業)だけをイメージされるかもしれません。
しかし、税理士は申告書を作るために、社長が作成された1年分の会計データ(帳簿)が正しいかどうか、すべてチェックする必要があります。
もし、4月設立で翌年3月決算の会社様が、翌年の2月になって「決算だけお願いします」とご相談に来られたとします。
この場合、たとえ契約が2月でも、税理士は4月からの11ヶ月分を遡って帳簿のチェックや作成をすることになります。
結局、トータル費用は「丸投げ」と大差ないケースも
そのため、「決算だけ」の料金は、「1年分の記帳代行料+決算申告料」として、まとまった金額(例えば10数万円~)になるのが一般的です。
これは、毎月「まるっと代行(記帳代行コミ)」でご契約いただいた場合の年間費用と、結局はあまり変わらない、あるいはかえって高くなるケースも少なくありません。
「毎月の支払いをなくした」つもりでも、結局1年後にまとめて支払うことになるのであれば、節約の効果はあまりないかもしれません。
誤解2そもそも「法人の決算」はご自身でできますか?
「決算だけ」を依頼するということは、決算までの「日々の経理作業」はご自身でやる(自力でする) という前提に立ちます。
この前提は、小規模な会社の社長様にとって、現実的でしょうか。
中小企業の89.4%が税理士と契約している現実
国の統計資料(令和2年度)によれば、法人(会社)のうち、89.4%が税理士と契約しています。
残りの約10%には、事業を行っていない休眠会社や、社内に専門家がいる大企業も含まれる と思われます。
つまり、事業活動をしている中小規模の法人は、ほぼ全てが税理士と契約している のが実情です。
これは、多くの社長が「法人の決算申告は、自力では難しい」と判断していることの表れだと私は思います。
クラウド会計を使っても「決算まで自動」は難しいです
「今はクラウド会計があるから、自分でできるのでは?」と思うかもしれません。
確かにクラウド会計は便利なツールですが、「人によりますが業務を効率化できて便利」 というもので、「誰でも簡単に決算まで自動でできる」とは考えない方がいいです。
過去のコラムでも書きましたが、法人の会計は難易度が高く、ある程度の知識がないと日々の経理業務(自計化)でも使いこなせない のが現実です。
クラウド会計が普及しても、税理士の契約割合はほとんど変わっていない ことからも、それは明らかです。
本当のコストは、社長が「精神的に疲弊する」時間です
「決算だけ」のために、慣れない会計ソフトと格闘し、簿記や税金の知識を頑張って調べ、時間をかけて帳簿を作成する…。
それは「不可能とは言わないまでも、やめておいたほうがいい」 と私は考えます。
なぜなら、その作業は社長を「精神的にも疲弊させ」、何より「本業に集中する時間」を減らしてしまうからです。
「もうやりたくない」 と感じながら費やしたその「時間」こそが、社長にとっての最大のコストではないでしょうか。
前橋市・高崎市で「まるっと代行(丸投げ)」を選ぶ合理的なメリット
「決算だけ」という選択は、料金的にも時間的にも、合理的な節約にならない可能性が高いです。
だからこそ私は、前橋市・高崎市の小規模な会社の社長様には、最初から「まるっと代行(丸投げ)」を選ぶことをお勧めしています。
メリット1 期限(青色申告など)のリスク管理を任せられる
「決算だけ」で税理士と接点がないと、設立直後の重要な手続き(例えば「青色申告の承認申請」)を期限(設立3ヶ月以内) までに忘れてしまい、将来的に大きな節税メリットを逃すリスク があります。
「まるっと代行」なら、そうした面倒な期限管理も税理士に任せることができます。
メリット2 面倒な作業から解放され、社長は「本業に集中」できる
これが最大のメリットです。
社長は、会計ソフトの操作や帳簿の付け方で悩む必要は一切ありません。「資料を送るだけ」 で、面倒な作業から解放されます。
そして、そうして空いた時間を、すべて「本業」に集中して使うことができます。
当事務所の「まるっと代行」は、記帳代行コミで月額15,000円から です。
この費用を、社長が本業に集中するための「合理的なコスト」としてご判断いただくのが良いのではないか、と私は考えています。
「決算だけ vs まるっと代行」まとめ
- 料金の誤解
「決算だけ」でも、1年分の作業費がかかるため、割安にならないケースが多いです。 - 手間の誤解
法人の決算申告は難しく、自力での作成は精神的な負担も大きくなります。 - 89.4%の現実
中小企業の89.4%が税理士と契約しており、自力決算は一般的ではありません。 - 合理的な選択
「まるっと代行」で面倒な作業をすべて任せ、「本業に集中する」のが合理的です。
「決算だけ」を依頼しようか、「まるっと代行」にしようか…。
もし前橋市・高崎市でお悩みの社長様がいらっしゃいましたら、一度お気軽にご相談ください。社長様の状況にとって、どちらが合理的か、一緒に考えさせていただきます。
前橋市・高崎市で税理士をお探しなら、清水税理士事務所へ
群馬県前橋市・高崎市の小規模な会社様を全力でサポートするため、初回のご相談は無料で承っております。「こんなこと聞いてもいいのかな?」と思うようなことでも、お気軽にお問い合わせください。しつこい営業は一切いたしません。
執筆者紹介

税理士 清水 一臣しみず かずおみ
清水税理士事務所 代表
群馬県前橋市・高崎市を中心に活動する清水税理士事務所、代表税理士の清水一臣です。元営業マンの経験を活かし、社長ひとりや従業員数名の小規模な会社様の税務・会計を「まるっと代行」し、本業に集中できるようサポートしています。


